娘の結婚

娘が結婚するかもしれない・・・
きっとするのかな・・・・

一昨日、彼と彼のご両親に会った。
申し分のない素晴らしい方々だ。

 

半年くらい前、マリヤに頼んだ。
「おねえちゃんにぴったりの人をつれてきて。
 結婚できるといいな。」
まさか、こんな早く現実になるとは・・・
マリヤが連れてきてくれた人だから、
きっと最高の方なんだろうなあ。
今がそのときなんだろうなあ。

 

物事には偶然はないと思っている。

しかし、気分がついていかない。
腑抜けになったように、目標や夢の輝きが見えなくなった。
今日は、午後、お客さまがお帰りになったあと、お日様が出ている時間にベッドに入った。

熟睡して目を覚ますと、バロン君が横に寄り添っていてくれた。
バロンのグリーンの目と目が合った。
「バロン・・・いよいよ一人になっちゃうよ・・・」

バロンは

「ぼくがいるよ」と言った。
「そうだね。ありがとう」

しかし、寂しい。

30年前、彼女を病院のベッドで初めて手にしたとき「神さま、ありがとう!」って声になった。
あれから、娘たちを第一に今まで生きてきた。
たくさん喧嘩もした。
一緒に、バイクでツーリングもした。
海も行ったね。
スキーも行った。

お買い物にもいったね。

数え上げたらきりがない。
世の親たちはみんなこんな思いを経験しているんだろうなあ・・・

こうやって、自分の人生を完成させていくのだろう。