20年のった愛車とのお別れ

とっても、悲しいはなし・・・
先日、20年のった愛車を自爆で大破させてしまった。
もう20年も乗った車なので、彼女(車ね)は、私の人生の大切な相棒だった・・・
夫が亡くなって頂いた保険金で購入した車だった。
だから、そう簡単には手放せないの・・・
 
絶対直して乗ろうと思っていたけど、どうなのかな・・・?
って・・・
 
そう長いこと、もたないかな・・・
もう白い排ガスがボウボウ出ていて・・・
オイルが燃えたにおいがしていたし・・・
前々回の車検のときから、
「次はエンジン載せ替えかもね・・・」
とか脅かされていましたから・・・
この状態で高額な修理費を払うのは・・・?
周りに相談すると、
「心情はわかるけど・・・ 自分だった迷わず買い替える」
という・・・
 
そうだよね・・・
冷静に考えるとそうなるよね・・・
ということで買い替える決断をした。
でも、考えれば考えるほど寂しくて
ごめんなさいという気持ちで涙が出る。
いつもそばにいてくれて、暑い日も嵐の日も雪の日も私や子どもたちを守って働いてくれたのに・・・
出したら、つぶされて鉄くずにされちゃうのかな・・・
 
車だから機械だけど・・・
わたしは心があると思っている。
 
昔スキーに行った時、高速降りてすぐの下り坂で滑って制御不能になって・・・
縁石乗り越えて、ギッタンバッコンになって停まった・・・
死ぬほど怖かった・・・
滑って制御不能になった車・・・どうにもならない・・・
ギッタンバッコンにならなかったら、針金でできた柵をやぶって崖に転落して、死んでいたと思う・・・
このときもこの子に助けられたと思った・・・
 
本当にもう限界だったのかもね・・・
 
今回の事故は農協に買い物に行って車庫出しの時、
消火栓の赤い箱に運転席側フロントをぶつけて自爆したのだけど
相手側は消火栓の箱がすこし歪んだ程度・・・
 
私の車は大破・・・
 
人身事故じゃなくてよかった・・・
今回も大事故になる前に、自爆して守ってくれたのかな・・・
それとも夫が守ってくれたのかな・・・

彼の遺影に
「ごめんね、車、手放しちゃった・・・」って報告したら
「もう充分乗ったよ・・・危ないから新しい車がいいよ・・・」
って聞こえた・・・
 
だからなおさら、悲しくて・・・
ごめんね・・・
ヘタくそで・・・
 
昨日、神田昌典さんのYouTubeを見た。
「どんないいときも必ず物事には終わりがある。
手放す時がある。
手放したとき、新しい世界が広がる・・・」
みたいな話だった。
 
だれかが言っていたけど
「人生は別れの連続」だって・・・
親、兄弟、子どもたち、大切なお友だち、縁のあった大切な人たち、
そして最後は自分の身体とも別れなくちゃならないわけで・・・
 
う・・ん・・・(´;ω;`)
まあ・・・
なくしたら、新しいものが入る・・・か・・・
今日1日思い切り泣いて、感謝して・・・
新しいものを受け入れよう!